一人の時間がほしい、の落とし穴。

 

こんにちは。
「自分の心地よさ」を軸に生きる、新井ゆりです。
 

主人と子どもがいない日曜日を過ごしています。
二人は主人の実家に行き、ホームパーティーに参加しているのですが、
私だけ参加を控えました。

 

先週子どもが夏風邪を引きまして、
その看病で先週一週間は子どもに付きっきりでお世話をしていたためか、
子どもの保育園登園許可が下りた後に
私は体がだるくなり熱が39度まで上がりました。  

 

 

熱も下がり元気になってきましたが、
調子が戻ってきたタイミングでホームパーティーへの参加は
体力的にも精神的にもきついだろうと、
主人と主人家族が気を遣ってくれまして… 
一人家でのんびりと過ごしています。

  

 

 

一人で過ごす時間って当たり前?

小さい子どもがいると、一人で自由に時間を使うことってそう簡単じゃないですよね。 
パートナーか、両親か、地域のファミリーサポート制度を利用するか、ベビーシッターさんに依頼するか 
とにかく誰かの力を借りないと一人になれませんよね。 
 
 
 
子どもが生まれてから特に感じるのですが、一人の時間を過ごすために誰かの時間をいただく必要があるんですよね。 
今まで私はここにを感じ疑問を感じていました。一人になるために乗り越えるべきステップが多いと。 

このくらいならまだいいんですけども、 
視野が狭くなると私はこんな感じに荒れていました。 
 
 
 
 
「私の時間ちょうだい!」

「なんで私だけこんなに自由がないの?」

「不公平だ!!!」

 

 

(汗) 
 
 

 
 
 
 
まあ、でも考えてみれば、別に小さい子どもが居なくても、 
パートナーと二人暮らしでも、一人になるには 
共生している相手の力を多少借りる必要があると思います。 
 
 
 
 
もっと言えば、一人暮らしだって、一人で住むために一人での時間を過ごすために 
誰かの時間や労力やエネルギーをもらっているのですよね。 
 
 
 
 
目には見えないので気がつきにくいですが、 
一人分のために必要な電気、水道、ガスと言ったインフラが引かれていることもそうですし、 
それらを陰で支えてくれている大家さんや、
インフラ関係の多数の業者さんがいて生活が成り立っていますよね。 
 
 
 
 
社会人になってからも私は実家暮らしでしたが、 
社会人5年目に、自分にどれだけ生きていく力があるか試したくなり、
1年間だけ一人暮らしをしたことがあります
(しばらく一人暮らしを続ける予定でしたが、その後すぐに結婚が決まり、1年で終わりました)。  
 
 
 
 
自分で家計をやり繰りしていくと、 
自分がただ一人で生活したと思って過ごしているだけなのに、 
こうして電気と水とガスが自由に使えることにふと感謝の気持ちが湧いてきた記憶があります。

 

 

 誰かの力を借りないと、人は一人になれない

 

極端な話、例えば山奥で、一人で生きていきたいと思っても、 
山や森にある実や、そこに住む動物の命をいただく必要が出てくるでしょう。 
そうなると本当に人は一人では生きていけないんですよね。

 

 
視点を上げていけば、人だけでなく動物だって、 
植物だって、それぞれ助け合って補い合って生きている。 
 

 
自分とその他のもの、の境目を溶かしていくと、全てが繋がっていているんだと見えてきます。

 
 
 
そうすると自分の中に芽生えていた 
「私にも自由を!!」
「不公平だ!!」
「皆私の言うこと聞けー!!」と言った 
我田引水な考えがすっと消えて豊かな気持ちが流れ込んでくるんですよね。 
 
  

 

自分一人の時間が欲しいのは当然の欲求ですが 
 
  

私の時間! 
私にもちょうだい! 
 
 

と、私と相手との対立構造を作らないこと。
 
 
 
 
自分の希望を叶えるために 
誰かと何かと対立する状況を生み出すのではなく 
調和です。 

 

それでもまあ、 
子育て中はとにかく一人の時間を取ることは難しいですが、 
誰かの力を借りて、誰かが手を差し伸べてくれたら 
相手の気持ちをきちんと受け取り切ることが大事かなと、思います。 
 

 

 

 


  
 

私は、これだけ豊かな生活が送れるこの世に生まれてきたことが幸せです。  
 
 

でも感謝しているだけでは正直現実変わらなくて 
そのためには自分が現実をどう見ているのか
世の皆が同じ眼鏡かけているわけじゃないので 
 

あなたが今どんな眼鏡をかけて、この世の中を見ているかを知ることが大前提です。

 
 

その眼鏡が掛け替えられたりできるようになったら、 
感謝を重ねることでも現実が変わり出してくると思います。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

新井ゆり