赤ちゃん置いて旅行したら感謝された話

乳飲み子を育てている母親が、赤ちゃんを預けて母親だけが旅行するってどう感じますか?

 

 

「赤ちゃんがかわいそう」
「多少の息抜きは必要だと思うけど旅行はちょっと…ねえ」
「赤ちゃんが気になって旅行にならない」
「旅行は子どもがもう少し大きくなってからでもいいんじゃないかな」

 

 

お家ごとにさまざまな事情があると思いますし、ここは意見が分かれるところかなと思います。

 

4月6日から1泊で、小田原に出かけてきました。現在所属しているコミュニティの合宿に参加するためです。

 

 

当初は娘も連れて合宿に参加する予定でした。なぜかと言うと、生後5ヶ月あたりから娘は哺乳瓶と粉ミルクを断固拒否、主人が寝かしつけをすると「お父さんじゃないお母さん」と言わんばかりに激しく泣くので、連れて行くしか私には選択肢がないと。娘を主人に預けて参加は無理だと諦めていました。

 

でも合宿の詳細を聞けば聞くほど、心の中で「一人で参加したい」欲がどんどん膨らんでいったんですよね。だって娘と参加したら私の頭は常にこんな感じ…

 

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オムツ替えできる場所はどこ?授乳時間は確保できるかな?離乳食あげて、飲み物あげて、食べこぼし拭いて、食事に飽きてきたら抱っこ。チャイルドシート汚さないように一枚引くタオル必要かな?そうしたら荷物増えるからカバンは大きめかな?
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もう常に娘のお世話が生活行動の軸になっているので、どう考えたって娘のことに気を取られて合宿を心から楽しめなそうだと思ったんですよ…。もちろん娘のことは大好き、愛していますが、産後ずっと娘と一緒だったから思い切って一人になる時間がほしいし。

 

 

で思い切って主人に、私一人で参加したいって言ったんですね。そしたらなんて言ったかというと「いいんじゃないかな。まあなんとかなるよ、任せて」と。

 

もうね、主人の器の大きさに感動しましたよね。(涙)
日頃から主人との関係構築、パートナーシップに全力投球してきてヨカッターと。

 

もうそしたら、どうやって行けるかどうか諸々の懸念事項(寝かしつけや授乳)をすべて解消するだけです。

 

合宿前日も、娘が慣らし保育の疲れもあってか朝38度の熱を出して保育園を休みます。「ああこれは、合宿に行けなくなる理由を引き寄せているのかな^^;」と心がざわつきますが、何が何でも合宿に行くぞと思い過ごしていたら、合宿当日娘の熱は平熱に下がりました☆

 

合宿参加中、主人も娘も楽しく過ごしたようで、懸念事項も全く心配することなくすべてうまく行きました。

 

 

と、まあ、ここまでは私の想像の範囲内だったんですが、娘を主人に預けたことで全く想像していなかったことが起きました。

 

 

主人は娘と一緒に主人の実家で過ごしていたのですが、実家にいた義両親や義兄夫婦や甥っ子たちにもよい影響があったようです。合宿の帰路についているときにお礼の連絡をしたら「可愛い孫たちと過ごせて幸せだった。いとこ同士の交流で子どもたちが大きく成長した。ありがとう」と、みんなからお礼を言われたんですよ。

 

私のわがままとまでは言わないけれど、かなり思い切った行動に、主人だけでなく義両親や義兄夫婦までも理解して支えてくれている。しかも向こうがお礼まで伝えられた。こんなことありですか~って。こんなありがたいことはないです。

 

赤ちゃん預けて外泊は3歳くらいまで無理かなと勝手に思い込んでいて、今回のことは清水の舞台から飛び降りる気持ちで一人での参加を決断したのですが、、、

 

結果は、清水の舞台ではなく、家の前の階段を数段ポーンと降りるくらいハードルでした。笑

 

 

こういう大きな決断をする時、日頃のパートナーシップが物を言いますね。